Tomita Method X Case:NOJIRI
野尻修平
作編曲/シンセサイザープログラミング/サラウンド制作/音楽マネジメントを冨田勲氏に師事(2000-2012)。
大学在学中に管弦楽の "立体音響(3Dサウンド)のためのアレンジ" を研究し、5.1chサラウンドの音楽作品を制作。
《レスピーギ:ローマ三部作》は文化庁主催メディア芸術祭、AES JAPANなど各所で好評を得て、大学在学中に日本コロムビアよりディスクデビュー(2003)を果たす。
5.1chサラウンドの音楽作品でデビューを飾るアーティストとしては国内初となる。 デビューと同時にインフィニットデザイン音楽出版を設立、活動拠点とする。
翌年、第二弾のサラウンド作品《ペトルーシュカ/ガラパゴスシンフォニー》を発表。
InterBEE2004 国際シンポジウム(音響)では自作品の立体音響における表現手法を紹介。 愛・地球博では企業パビリオンのシアター映像作品で5.1chサラウンド音楽を複数担当。 以来、科学館や博物館のシアター作品、放送番組テーマ、舞台音楽など、 2chステレオからサラウンド対応まで、多くの映像(劇伴)音楽を担当する。 また、立体音響を使用したイベント・コンサートでは、「仏法僧に捧げるシンフォニー」「東大寺+HOTEIスペシャルコンサート」 「慶應義塾創立150周年記念ファンファーレ」 「日本フィルハーモニー交響楽団 第338回名曲コンサート」などに携わり、 ロックからクラシックまで幅広いジャンルの立体音響構成及び演出を担当する。
デビュー当初から一貫して立体音響(3Dサウンド)を追求してきたスタイルで創作活動を続けるとともに、音楽創作における研究と実践のテーマにした産学協同についても力を注ぐ。 2006年から2008年の2年間、 尚美学園大学大学院冨田勲研究室に専任助手として産学協同プロジェクトに従事。2009年から尚美総合芸術センター主任研究員として産学官プロジェクト、 高大連携プロジェクトに従事する。「交響詩ジャングル大帝《2009年改訂版》」は初のプロデュース作品として、師・冨田勲氏の薫陶を受け、 音楽大学とレコード会社による産学協同でのレコード制作・発信モデルに取り組む。
2015年以降は、活動の主軸を自身の創作・研究に立ち戻り、次世代メディアを見据えたCMSを探求し、創作・研究・教育・販売まで一貫した独立型ラボの構築を進め、 2019年に私塾|音ノ雲を開塾。
Wikipedia次世代メディアを担うアーティストのために